先生

あなたが塾講師になる前に、知っておいてほしいこと【塾講師指南④初級~面談~編】

さて、ここからは面談です。

塾講師指南もパート4となりました。
パート1から見ていない人は、ぜひそちらもご覧ください。

面談相手はもちろん、「保護者」です。

保護者が満足する面談を実現するための考え方など、
ここでは紹介していこうと思いますので、ぜひご覧ください。

結論は、「保護者の満足度を高めるために、子どもができるようになったこと・改善すべきことを、しっかり伝えよう。」ということです。

いきなりやろうとすると難しいですが、
しっかり準備をすれば大丈夫です。

面談を任されるようになって、初めて「プロ」と呼べると思っています。頑張っていきましょう。

てか、いっさ先生って偉そうに言ってるけど、
面談そもそも得意なの?

どっちかと言うと、授業より面談の方が得意です。
(好きか嫌いかで言うと、授業の方が好きでしたが・・・。)

塾講師時代、保護者の方から本部の方までお電話があり、

すみません、いっさ先生って今お電話できますか?
息子/娘のことでちょっと相談があるのですが・・・。

と、指名を何度も頂いていましたので、
いくらか参考になるかと思います。ご安心ください。

それでは、さっそく本題にいきましょうか。

そもそも面談は何のため?

面談ってそもそも何でやんなきゃいけないの?

という先生方もいるかもしれませんね。

ずばり結論は、「保護者の満足度を高めるため」です。

なぜかというと、意外に思う方もいるかもしれませんが・・・

子どもは案外、塾のことを親に話しません。(特に男の子)

話をする子もいますが、その大半はすでに「勉強できる生徒」で、
「勉強できない生徒」ほど塾の話をほとんどしないことが多いです。

塾の話をしないと、どうなるかと言うと、
親御さんは塾内での自分の子どもの姿を知る機会がないので分かりません。

  • しっかり宿題はできているのか
  • クラスについていけているのか
  • 真面目に授業を聞いているのか
  • 他の子の迷惑になっていないだろうか
  • 分からないところをそのままにしていないだろうか

これらを知りたくても、知れないのです。

お金まで払って我が子を預けているわけですから、
塾での様子が気になって当然です。

我たち塾講師はそのお金を頂いているわけですので、
子どもの塾内での様子を伝える義務があるわけです。

そして、面談の質を最大にまで高めるためには、
保護者の「満足度」を向上させないといけません。

満足度というのは、下の数式で決まります。

保護者の満足度=
保護者が感じた価値(P)ー事前の期待価値(E)

おいおい、いきなり数式とか出してきやがったぞ・・・。

ごめんなさいね。けど、そんな難しくないですから。

要するに、「この塾に入れれば、子どもはこうなるはず」という事前の保護者の期待を
私たち塾側が上回ることができれば、それは保護者の満足につながるわけです。

一般的に、保護者が塾に抱く「事前の期待価値」というのは、「成績UP」ですね。

これは当然として、さらにもう一つ。

  • 保護者が思っている以上に点数も成績も伸びた。
  • 学校の先生から勉強面のことで褒められた。
  • 家で勉強する姿を見るようになった。
  • 以前の塾ではありえなかったけど、今は子どもが楽しそうに塾へ通っている。

などの付加価値を伝えてあげることができれば、保護者の「満足度」に繋がるのです。

満足度が向上すれば、塾への信用度が上がり、

自分たちの塾を周りに広めてくれるようになり、

塾の生徒が増えて、売上にも直結していくわけです。

結局はお金のために、面談をするってこと?

売上と聞くと、そんなように聞こえちゃうかもしれませんね。
この言い方に不満を持たれる方がいるのもわかります。

ですが、僕たち塾講師はサービス業であり、営利目的で運営していることを忘れてはいけません。

利益が出ないと、塾を廃業しないといけなくなるからです。
(僕も昔、利益が出ずに塾が廃業に追い込まれることがありました。)

そうなると、今まで熱心に通っていた生徒たちを
強制的に退塾させる羽目になってしまいます。

自分たちを信頼し、一生懸命に通ってくれている生徒を守るためにも、
売上を意識して塾講師をやるということはとても大事なことなのです。

ということで、面談をやる意味はずばり2つです。

  • 塾内の様子を伝える義務があるため
  • 保護者の満足度を高め、より多くの子どもを呼び込み、売上を最大化するため

褒めポイント、改善ポイントを伝えよう

さて、面談の意識面について伝えたので、
今度は保護者に伝えるべきポイントを話していきましょう。

結論は、「褒めポイント」「改善ポイント」です。

  • 褒めポイント・・・塾に入ってできるようになったこと
  • 改善ポイント・・・塾に入って新たに芽生えた課題や改善点

ここでは上記のように定義します。

これは、普段から授業をやっているときから意識して探さないといけません。

下記の授業編にて、「褒め」れる機会を意図的に作り出すことを意識しようと話をしましたね。

http://issa10blog.com/before-becoming-teachers-for-beginner3

生徒を実際に褒めたのなら、それを保護者にそのまま伝えればOKです。

お気づきの通り、授業をやっているそのときから、
すでに「面談」のことを考えておく必要があるのです。

生徒のどこを褒めたのか、覚えてないよう(泣)

僕も忘れっぽい性格なので、とってもわかります。

僕の場合、自分専用のノートか、Evernoteに書き込んでいました。

塾講師はぜひ、Evernoteを活用すると、生徒一人一人の情報を保存しておけるのですごく便利です。
こちらからぜひ、まだの人は無料登録してみて下さい。

僕のように忘れっぽい人は、どこかでメモしておくと良いでしょう。

それと同時に、改善ポイントも伝えてあげましょう。

その子が今抱えている問題を保護者に伝えることで、

うちの子のこと、ちゃんと見てくれてるんだな。

と思ってもらうことができます。

注意すべきなのは、褒めと改善は、どちらも欠けてはならないということです。

褒めだけだと、胡散臭いですし、
改善だけだと、保護者はちょっとムッときますよね。

また、伝え方にも注意しましょう。

例えば、以下のような伝え方はNGです。

いつも頑張ってますけど、最近宿題よく忘れますね~。

はぁ・・・。

この伝え方の何がいけないかと言うと、
事実を伝えるだけで、改善に対する「塾側の具体策」がないからです。

そうではなく、以下のように伝えましょう。

〇〇君は本当に授業を集中してよく聞いて頑張ってくれて、入塾当初より本当に良くなりましたよ。家でも褒めてあげて下さいね!
宿題うっかり忘れるときはありますけど、その時はうちでちょっと残して面倒見るのでご安心ください。

ありがとうございます。

先ほどと違う点は、「宿題忘れ」というその子の改善ポイントに対し、
「少し居残りさせる」という具体策を投じていることです。

ぜひ真似て、実践をしてみて下さい。

面談の根底はマナーにあり

さて、最後にマナーについてです。

残念なことに塾講師の皆さんは、普段一回り下の子どもと関わっているからか、
マナーがなっていない方が多いのが非常に気がかりです。

保護者は生徒同様に、大切なお客様なので、基本的に失礼のないようにしましょう。
先生だから、と高を括っていては、いつまでたっても信頼される講師にはなりません。

また、保護者の皆さんはかなりそういったマナーに敏感です。

最低限、以下についてはしっかりしておく必要はあるでしょう。

  • 丁寧な言葉遣い
  • 姿勢
  • 上座と下座
  • 髪の毛
  • 口臭
  • タバコのにおい
  • (男性なら)ネクタイ

せっかく良い面談ができても、
上記の件で台無しになるのは、避けたいですね。

軽視せずに、ここはしっかりと確認をしておきましょう。

まとめます。

面談は、あなたが「信頼できる先生」と認識してもらえるチャンスでもあります。

ぜひチャンスをモノにし、その子にとって必要不可欠な講師となれるよう努めて下さい。

ここまでのご拝読、ありがとうございました。

それでは、今日はこの辺で・w・

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