先生

あなたが塾講師になる前に、知っておいてほしいこと【塾講師指南③初級~授業~編】

さて、引き続きの塾講師指南です。

①では「心構え」編、②では「授業準備」編について解説しました。
まだそちらをご覧いただいてない方は、是非①からご拝読よろしくお願いいたします。

あなたが塾講師になる前に、知っておいてほしいこと【塾講師指南①初級~心構え~編】 ついに大学生だ!アルバイトして稼ぎたい!塾の先生なんてどうだろう?やってみようかな。 今回はこんなテーマでお話します。 実...
あなたが塾講師になる前に、知っておいてほしいこと【塾講師指南②初級~授業準備~編】 前回のテーマの続きです。 http://issa10blog.com/before-becoming-teachers-for-...

今回はいよいよ「授業」編です。

塾として一般的な「集団授業」を想定して解説していきますが、「個別授業」でも同じように使えると思います。

上手く授業をやるためには、

  • 生徒の心をガシッと掴むこと
  • 常に笑顔で、目の前の生徒を褒めること
  • 「ちょっと怖いな」という威厳を示せること
この記事を読む人はこんな人
  • 塾講師を志す人
  • 既に塾講師として働く新任の先生
この記事で得られること
  • 授業のやり方・コツを知れる

これらが重要となってきます。
一つ一つ解説してみていきます。

それでは、いってみましょう。

最初の5分で心を掴む

いよいよ授業に入るって時、緊張しますよね。

「ちゃんと聞いてくれるか」、「受け入れてくれるか」、という不安を抱える方も多いと思います。

ですが、それは生徒も同じこと。

「ちゃんとついていけるかな」、「怒られないかな」、と彼らなりにも不安です。

まずは、お互いの不安を取り除くために、
少しの時間を使って雑談をしてみましょう。

先生がいきなりガラガラって入ってきて、

『それでは、授業を始めます!今日の単元は~』

とか言って始めても『え・・・』って感じですよね。

まずは、先生の心の内を開示してあげることで、自然とクラス内の雰囲気も開けていきます。

つまりは、オープンマインドで授業をしよう、ということですね。

その為にも、しっかりと自分のことを知ってもらうために、
自己紹介・今はまっているもの・好きなことを打ち明けまくりましょう。

そうすることで、生徒たちも自然と打ち解けてきて、

この先生、面白いかも!

と、思わせれば勝ちです。

あなたに対する生徒の期待値は上がりますけど、いきなり下げるよりかはマシです。

下げまくるのは簡単ですが、授業回数が増えていくにつれて、自分の期待値を上げるのが困難になるからです。

生徒は偏見だらけですので、一度でも
「あの先生は信用できないな・・・」、「教え方が合わないな」
と思われると、そこからの逆シフトはかなりの労力を要します。

しっかりと自分のことを開示して、生徒を安心させてあげてください。
心の距離がぐっと縮まっていくのを感じるはずです。

ただし、5分までにしましょうね。

塾講師指南①~心構え編~でもお送りした通り、
あなたが今から行う授業には、常にお金が発生しているのです。

その事実を忘れないようにしていきましょう。

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笑顔と褒めの重要性

さて、実際の授業に入っていきます。

塾講師指南②初級~授業準備編~で組み立てた授業通りに、進めていきましょう。

先生用の机にカンペを用意しておくのも、最初のうちはOKです。
慣れてきたら、カンペを見ずにできるようになるとさらに良いですね。

授業をするときに必ず意識してほしいこと、それは「笑顔」「褒め」です。「笑顔」と一緒に「目線」も重要なキーワードですので、順を追って伝えます。

笑顔について

まずは「笑顔」。これは「目線」とセットで意識しましょう。

行動学者であるアイベス・フェルトの研究によると、

笑顔が人の緊張をほどき、相手の攻撃性を弱めることを結論付けています。

つまり、先生が笑顔で授業をしていると、
生徒は安心感を抱きながら授業に集中できる、ということです。

口角を少しキュッと上げるだけで、相手は笑顔と認識してくれるので、
臆することなく笑顔で授業をしてみましょう。

また、その際の「目線」も重要です。

最初は怖いですが、しっかりと生徒の目を見るようにしましょう。

目が合う回数が増えると、相手は自然と好感を持ってくれるようになります。

好感を持たれるとなぜ良いかというと、
好きな先生・信用できる先生に教わった方が、
生徒は確実に伸びるからです。

学生の頃、好きな先生の授業は頑張れた、という経験を持たれた方は多いはず。

好きになってもらう必要はないですが、好感を持たれた方が
授業を聞いてくれる確率は上がります。

ぜひ、「笑顔」を意識し、生徒の目を見て、授業をしてみて下さい。

褒めについて

続いて、「褒め」について。

人は褒められると、やる気が出ます。

授業の中に褒めができる機会を意図的に作ることを心がけます。

例えば、以下のテクニックが有効です。

  • 小テストの点数合評の際、生徒に手を挙げさせる。
  • 授業中に簡単な質問をして、答えさせる。
  • 問題を解かせる。

もし生徒がテストで良い点を取ったら、
質問をしてしっかりと答えられたら、
ちゃんと問題演習が正解できたら、

「いいね!」とか「素晴らしい!」とか「やるじゃん!」とか、
褒めの言葉をしっかりと伝えてあげましょう。

「褒め」はなぜ良いのか、というと、
生徒に小さな成功体験をもたらすことができるからです。

成功体験ができると、その科目に自信が付きます。

自信が付くと、「もっとやりたい!」という欲が芽生えます。

勉強はやればやるだけ成果が出ますので、自ずと結果も付いてくるのです。

「褒め」の機会を作ることも踏まえて、授業準備ができると
さらに授業力が向上してくるので、ぜひ頑張って見つけてみて下さい。

威厳を示す超簡単なやり方

先ほど、「笑顔」と「褒め」の重要性について、お伝えしました。

しかし、時には「威厳」を示すことも、クラス管理にとっては非常に重要です。

もう少しかみ砕いて言うと、「ピリッとした空気感」を意図的に作るということも、大事ということです。

こうした空気感の作り方ですが、難しいテクニックでもあります。
ここの考え方については、また別の機会にお話いたしましょう。

ですが、新任の先生方でも、
この空気感に作り方には、とても簡単な方法があります。

それは、「机と机の間に手を置き、少し中腰になって生徒を見る」ことです。

主に、重要なことを話しているときにやると効果的です。

こんな感じです。

テーブルの上に両手を置いてますよね。
少し怖い印象を与えます。

ときには真剣な表情で伝える

大事なことを言うときはこの姿勢で「真剣な表情」で言いましょう。

生徒も先生の目線を読んで、
「あ、今大事なこと言うんだな。」と耳を傾けてくれます。

いつも笑顔の先生が、ここぞというときに見せる、
真剣で少し怖さも感じる態度というのは、非常に効果的に威厳を示せます。

威厳のない空間だと、だんだん授業回数が進んでいくにつれて、
生徒はなぁなぁな雰囲気になってしまいます。

なぁなぁな雰囲気で行われているクラスは、非常にうるさくなりがちです。
真面目に受けたい生徒が損を食らってしまう危険性があります。

なので、時折この威厳を示す行為をしてみて下さい。

これはかなりテクニックを要するので、新任の先生は多用しないよう注意しましょう。
なぜなら、下手な状態でやっても、逆に威厳どころか・・・

あの先生ちょろいなwww

と、思われかねない危険があるからです。

威厳の浸透の仕方は、後半の塾講師指南で話させていただく予定です。

まとめます。

というわけで、授業編は終了です。

次回の塾講師指南もよろしくお願いいたします。

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それでは、今日はこの辺で・w・